2006年09月15日
ツキノワグマ(その2)
さて、熊のお話の続きです。
怖い怖いと言われるツキノワグマ(以下クマとします)ですが、
全国で年間に起こる事故件数は、どんなもんでしょうか。
非常に大まかですが、クマによる死亡事故は毎年1名あるかないか、
噛み傷、裂傷等の怪我は200件程度のようです。また、死亡事故といっても
クマにうけた直接的な傷が死因と考えられるケースになると
ずっと少なくなり、滑落等による二次的な事故で亡くなられている場合が多いようです。
これを多いと見るか少ないと見るか。
どんなレジャーにしろ、危険は付きものです。
海水浴や川遊びで亡くなる方は毎年少なからずいます。
釣りや登山は言わずもがな。はてはバンジージャンプで亡くなってしまう方までいます。
もちろん、普段の生活だって安全であるとはとても言えません。
事故件数で見れば、自動車は棺桶に乗ってるようなものですから。
私的にはこう思うのです。
クマによる直接的な事故は、問題にならないレベルなのでは?と。
(クマによる事故に遭われた方にはお気の毒ですが)
一方で、クマ側の話はどうでしょうか。
クマの生息数は、全国で1万頭程度といわれています。
岩手県では、推定個体数が1,100頭ほど(ツキノワグマ保護管理計画(岩手県))、
秋田県でもほぼ同数です(ツキノワグマ保護管理計画(案)(秋田県))。
毎年駆除されるクマの量ですが、岩手県で平均で170頭ほど、
秋田でも100頭程度が有害鳥獣駆除や狩猟で殺されています。
そして驚くべきことですが、秋田県では平成12年度に404頭ものクマが殺されているのです。
エェ、404頭!!
これはちょっと素人目にもおかしく写ります。
大型の哺乳類は、繁殖力が強くないことは誰でも知ってることです。
あまつさえ推定個体数の半数近くを一年で殺してしまって・・・。
実際、クマは絶滅が心配されるまでに減少しているのです。
ニホンツキノワグマは、青森県以南の本州・四国・九州に生息していましたが、
現在では九州のクマは絶滅したといわれています。そして西日本の個体群は
重度の絶滅の危機に瀕していると考えられています。
最近、度々耳にするレッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物(環境省))では
ツキノワグマは、絶滅危惧Ⅱ類に選定されています。
案外知られていない現実・・・
なんともオカシナ世の中だと思うのは私だけでしょうか。
山からクマがいなくなる・・・。
彼らもニホンカワウソやニホンオオカミの仲間入りをしてしまうのでしょうか。
/////////////////
クマの糞とか足跡を載せようと思ったら全然写真とってないし・・・
まめに写真とっとかないとなぁ・・・
・・・その3に続きます。
追伸)キノコdeOFF会(in秋田)を検討しております。
詳しくは、前回のブログ(雨END?)をご覧ください。
参加希望、質問その他、コメント欄にどしどし書き込みしてください。
ご参加お待ちしております^^
怖い怖いと言われるツキノワグマ(以下クマとします)ですが、
全国で年間に起こる事故件数は、どんなもんでしょうか。
非常に大まかですが、クマによる死亡事故は毎年1名あるかないか、
噛み傷、裂傷等の怪我は200件程度のようです。また、死亡事故といっても
クマにうけた直接的な傷が死因と考えられるケースになると
ずっと少なくなり、滑落等による二次的な事故で亡くなられている場合が多いようです。
これを多いと見るか少ないと見るか。
どんなレジャーにしろ、危険は付きものです。
海水浴や川遊びで亡くなる方は毎年少なからずいます。
釣りや登山は言わずもがな。はてはバンジージャンプで亡くなってしまう方までいます。
もちろん、普段の生活だって安全であるとはとても言えません。
事故件数で見れば、自動車は棺桶に乗ってるようなものですから。
私的にはこう思うのです。
クマによる直接的な事故は、問題にならないレベルなのでは?と。
(クマによる事故に遭われた方にはお気の毒ですが)
一方で、クマ側の話はどうでしょうか。
クマの生息数は、全国で1万頭程度といわれています。
岩手県では、推定個体数が1,100頭ほど(ツキノワグマ保護管理計画(岩手県))、
秋田県でもほぼ同数です(ツキノワグマ保護管理計画(案)(秋田県))。
毎年駆除されるクマの量ですが、岩手県で平均で170頭ほど、
秋田でも100頭程度が有害鳥獣駆除や狩猟で殺されています。
そして驚くべきことですが、秋田県では平成12年度に404頭ものクマが殺されているのです。
エェ、404頭!!
これはちょっと素人目にもおかしく写ります。
大型の哺乳類は、繁殖力が強くないことは誰でも知ってることです。
あまつさえ推定個体数の半数近くを一年で殺してしまって・・・。
実際、クマは絶滅が心配されるまでに減少しているのです。
ニホンツキノワグマは、青森県以南の本州・四国・九州に生息していましたが、
現在では九州のクマは絶滅したといわれています。そして西日本の個体群は
重度の絶滅の危機に瀕していると考えられています。
最近、度々耳にするレッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物(環境省))では
ツキノワグマは、絶滅危惧Ⅱ類に選定されています。
案外知られていない現実・・・
なんともオカシナ世の中だと思うのは私だけでしょうか。
山からクマがいなくなる・・・。
彼らもニホンカワウソやニホンオオカミの仲間入りをしてしまうのでしょうか。
/////////////////
クマの糞とか足跡を載せようと思ったら全然写真とってないし・・・
まめに写真とっとかないとなぁ・・・
・・・その3に続きます。
追伸)キノコdeOFF会(in秋田)を検討しております。
詳しくは、前回のブログ(雨END?)をご覧ください。
参加希望、質問その他、コメント欄にどしどし書き込みしてください。
ご参加お待ちしております^^
Posted by iwao at 21:07│Comments(2)
│けもの
この記事へのコメント
一応、宣伝しましたっすよぉ~(^ ^)v・・・
し・か・も 超高級景品付きで、誘って見ました^^
ほすいのは、出品者っすが(汗
BBQの肉は、「捌き屋」が居るので任せて下さい。
Pトロ、ロース、ホルモン等々ごっそり調達します(タダで(^^ゞ・・・)。
キノコ狩りは、任せます・・・ヽ(~~~ )ノ ハテ?
鑑定と「タベルダケ」じゃ駄目っすか?^^
し・か・も 超高級景品付きで、誘って見ました^^
ほすいのは、出品者っすが(汗
BBQの肉は、「捌き屋」が居るので任せて下さい。
Pトロ、ロース、ホルモン等々ごっそり調達します(タダで(^^ゞ・・・)。
キノコ狩りは、任せます・・・ヽ(~~~ )ノ ハテ?
鑑定と「タベルダケ」じゃ駄目っすか?^^
Posted by きょん(^^ゞ at 2006年09月15日 21:27
>きょんさん
告知の方、ありがとうございました。
いぁー、なんか豪華ですねぇー。
景品に肉まで@@
現在反応が少ないので、反応してくれる方が
増えないかなぁ~って感じです。
告知の方、ありがとうございました。
いぁー、なんか豪華ですねぇー。
景品に肉まで@@
現在反応が少ないので、反応してくれる方が
増えないかなぁ~って感じです。
Posted by 管理人 at 2006年09月16日 08:51
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