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2006年09月10日

源流行(野遊び編)

ちと長いので、よかったら読んでください。

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予定通り、9~10日に釣行へ出かけた。
出発前の予報では、10日から天候が崩れるようだった。

とりあえず荷物は絞りに絞った。
吸血性の昆虫がまだ多いため、テントも持って行くことにした。

グレゴリーのザック(30ℓくらいか)に詰め込みまくってこんな感じ。
だいぶ外にぶら下がっておりますな。

源流行(野遊び編)

中身はこんな感じ(よく入ったものだ)。
なんだかんだ減らしたものの、ビールは500ml缶2本は
減らせず、肝心なマグライトを忘れたのであったh。

源流行(野遊び編)

テントは、購入後ほとんど出番のなかった
Araiのエアライズ1だ。フライシートはイマイチだが、
本体は中々かっこいい。軽くてコンパクト、設営も
とても簡単だ。居住性も高く、とても完成されているように思う。

源流行(野遊び編)

目的のK沢は、数本の沢と合流して流れている。
上流に遡行するのは初めてだ。
持参した2万5千分の1の地図を見る限り、
テントサイトとして良さそうなところはあまりない。
とりあえず、検討をつけていたA沢との合流点まで遡行した。

途中は、ポイントにつぐポイントの連続で、素晴しい渓相であった。
少々のヘツリや高巻で大きな淵をいくつも越えた。
竿を出したい誘惑にかられながらも、黙々と先を急いだ。

2時間ほどでA沢の合流部にでた。河原はやや広くなっているが、
テントサイトとしてはやや厳しい。
ふと沢の右岸側、小高い肩の方をみると、開けた場所があるように見えた。
行ってみると、以前から野宿に使われている場所で
平らに成らされていて、カマドまですえられていた。
切り立った崖に挟まれた地形で、ここは魅力的な場所だ。
空き缶や煙草の吸殻も落ちていない。
気に入った。
もっと先に進みたかったが、この先、ここ以上の場所は見つからないだろう。
今回は小手調べだし、次はもっと登ってみよう。
っというわけで、この場所をベースにすることにした。

テント周りの設営を終え、焚火用の流木、炊きつけを用意すると
釣りの準備を始めた(釣りのお話は、次回書きます)。

5時には収穫した獲物を捌いて、焚火を始めた。
今回はカマドが組まれているので特に楽だ。

晩飯と朝飯のために、イワナを5尾頂いた。
沢から滴る清水のごとく輝いたイワナだ。
イワナ達よ、ありがとう。
おいしかった。

いつもの塩焼き。荒引きソーセージも一緒にあぶった。
火加減が絶妙であっという間に平らげた。
ビール、350ml缶にしなくてよかった。

源流行(野遊び編)

赤々と燃ゆる炎を眺めていると飽きることがない。
翌日は、がりっと釣りをするつもりだ。
後ろ髪を引かれながらも22時に就寝した。

源流行(野遊び編)

夜中、何度か目が覚めたが
床がほぼ平らなので、すこぶる快適だった。
翌、5時半、起床。

朝餉。持参した玉葱とともに味噌で煮た。
アルファ米を持っていたので、最後はおじやにして平らげた。
アルファ米は便利だが、ちと量が多すぎる。
次回からは、ジャガイモにしたほうが良さそうだ。

源流行(野遊び編)

しっかりと朝飯を食って、釣りの支度にかかった。
「よし、今日は釣るぞ!」

まだ見ぬ魚達を思い浮かべ勇躍して遡行を始めた・・・

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釣行記は次回に。



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この記事へのコメント
素晴らしい!
こういうのに憧れます(^^ゞ

アライのテントは渋くてかっこいいです!
山をやるならこういうテントが欲しかったっす。

仕事のために断念しておりますが・・・

これぞアウトドアって感じですね!
釣りも含めて・・・
楽しそうです!

次回も楽しみにしてまーす!(^^)b
Posted by おやぢ at 2006年09月10日 22:26
こんばんは。

ダンロップのテントをバイクに積んでツーリングは
したことはありますが、山歩きの経験はありませんね。

いつも思いますが、男の世界だなー。
私もやってみたいけど、体力が・・・。
Posted by carrera930 at 2006年09月10日 23:08
 ど~もお邪魔します。足跡残して行きます^^

 いつか、プチ登山に連れて行って下さい。(憧

 しかし、一人で野営ですか?怖くないっすか(@o@)・・・

 肩掛けの薄茶色のバック?同じのを持ってるぞぉ~^^
Posted by きょん at 2006年09月11日 12:01
>おやぢさん
 こんちはー。アライのテントいいっすよね。
おっさんになるまで高くて買えませんでした。
でも、買ったころには野遊びとは足が遠くなる始末。
5年ぶり?くらいでしょうか・・・
また野遊びを再開できるようになりました。
週末が待ち遠しい近頃です^^

>carrera930さん
 こんちは。ソロのバックパッキングは自分で
勝手気ままにやれるので、
連れ立っていくより安全でお手軽ですよ。
連れがいるとペース合わせたりとかで疲れます。
疲れると当然怪我の危険性も高まります。
自分は歩くのが遅いし、すぐ疲れるので(野遊びから
離れている間に、やたら太ってしまったh)、
とても普通の人と歩調を合わせることなんか
今の状態ではできません^^;
 腹の出たオッサンが、よちよち沢を登っている絵を
思い浮かべてください。それが今のワタシですw

>きょんさん
こんちは。タマクラさんとか、べーやんさんとか
秋田の仲間もいらっしゃるので、いつか一緒に
釣に行きたいですね。その前に飲み会もいいかもw
 バックは、先日買ったばっかりです。そのうち
道具紹介で記事を書こうと思います。
 人並みに幽霊系は苦手なので、泊りは怖いことも
あります。用は考えないことですね。闇の心地よさと
恐怖は紙一重で同源のものだと思います。
Posted by 管理人 at 2006年09月11日 14:59
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