ざっこつり

夜明け前、3時の秋田。
道路の温度計は気温9℃と表示された。
一度夏が傾けば、こちらは季節が流れるのが早い。

男鹿についはのは、すっかり明るくなった5時半だった。
風も強くなく申し分のない秋空になりそうだった。
30分ほど港内でさぐるもののアタリなし。
港外のテトラにまわって一投目。
餌木が着水したのち、数回しゃくると突然ビュンとラインが引っ張られた。
すわと手繰るも餌木の重さのみ。
そのまま数回しゃくるとまた強い引き込み。
こんどは重い。グングンと引っ張る手ごたえ。

「おやおや、大きくなったなぁ。」
一週間で一回り以上大きくなっている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日の最長寸

その後、一投一杯とはいかないが、
かなり活性が高い状態が1時間ほど続いた。
手返しよく、ひたすら釣れば、かなり釣れたろうと思う。
自分は、1時間半ほどで14杯釣り上げた。
前回の釣行で、一食分のイカの数がわかったので
2杯キープして、あとは釣り上げたその場で海に返した。
大きいのも釣れるが、平均すると先週より少し大きくなったくらいか。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平均サイズ

イカ釣りは、それで満足したので
磯竿を出してウキ釣りでアジを狙ってみた。
前回の釣行で15cmほどの型の良いアジが見えたので、
一つ釣ってやるべと持参したものだ。
しかし、ウキ釣りのほうはサッパリで、カワハギとフグにやられっぱなし。
肝心のアジの姿は見えず、かわりにサヨリの群れが入っていた。
次は、延竿にサヨリ仕掛けか・・・。
釣熱がとめどなく溢れるワタクシ（笑）
しばらく小魚と戯れた後、納竿。
今日は、イカ刺しを食べるために早めに撤収した。

そして、無事一人前完成。



嗚呼。旨し。