Lonesome Dove
箸休め的なお話も少し。
最近、TVであるお方をよく目にする。
あるお方とは、宇宙人ジョーンズことトミー・リー・ジョーンズ。
八代亜紀の歌に涙する宇宙人ジョーンズ・・・。
あのトミー・リー・ジョーンズが!?というギャップと、そこはかとなく漂う人間くささの可笑しさ&馬鹿馬鹿しさについつい引き込まれてしまう秀作CMである。
・・・が、別にCMの中の彼の話をしたかったわけではない。
私にとって彼が圧倒的な存在であるのは、ある一本の映画作品があるからである。
私は映画を沢山見るほうでもないし、役者さんのことも全然詳しくない。
が、彼とロバート・デュバルが主演するこの映画は、本当に本当に素晴らしい。
この映画とは、「Lonesome Dove (邦題:モンタナへの夢」。
なんと、黒帽子の人がトミー・リー・ジョーンズ!
もう20年くらい昔の西部劇で、全4回のTVシリーズだったもののようだ。
「西部劇なんてただの馬鹿な男達のくだらない撃ち合いだけでしょ?」と思っている女性、
「俺、映画みて泣いたことなんかないんだよねぇ~。」とのたまうオトコドモ。
ぜひとも、見て欲しい。
ちなみに私もその口だったのだが、この作品を見てから映画を見る目が変わりました@@;
どんな作品かさわりだけ・・・
舞台は、西部開拓時代のテキサス。
ロンサムダブという土地で牧場を経営している、元テキサスレンジャー(テキサス州の騎馬警官隊)のウッドロー(トミー・リー・ジョンズ)とガス(ロバート・デュバル)のもとに、ある昔なじみがやってくる。
昔なじみは、牧童達の天国という噂のモンタナで牧場をやろうと二人に持ちかける。遥かなモンタナへの夢に、平穏な生活に飽いていた二人の老いた男達の心は奮い立つ。
二人は財産を処理し、仲間を集め、となりのメキシコで牛をかっぱらい、未開の地モンタナへ5000キロを超える旅路に立つ・・・。
友情、対立、裏切り、決闘、愛情、無力感、出会い、そして死・・・。
戦友、宿敵、新しい仲間、かつての恋人、父と子・・・。
様々な人間模様が痛々しいほど美しい荒野を通して磨かれ映し出されていく。
ぶっちゃけ、全然ハッピーな話ではないこの作品。
でも、見終わったあとに深い感動を貴方の胸に残すことは間違いありません。
それにしても、あの男達の最後のやり取り・・・。
もうオッチャン、駄駄泣きでした。。。
あ、ヤバ!
思い出したら泣けてきた・・・h
みなさんも、駄駄泣きしてみてください^^
注)問題は、邦訳版のDVD化がされてないことです;;
古いVHSビデオのものがあるので、運がよければレンタル屋にあるかも。
たまにTVでもやっているようです。
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